透析なんて、やるつもりがなかったのに・・・
入職してから
私とSさんは朝のプライミング以外は
全く透析に関わることがありませんでした。
病棟透析も、
実際に業務に当たっているのは
完全に透析室の
看護師でした。
ある日、トカゲ顔の上司が
病棟透析をしている
透析室のスタッフのところへ、
なんだかわからないけど、
(あそびに?)
行きました。
なぜだか、私も一緒についていきました。
テキストを読んでいて、
認定士の話になったんです。
その時に、トカゲ顔の上司が
自分が認定士の資格を持っているという話をしました。
私も持っていましたが、黙ってました。
しかし、こともあろうか
トカゲ顔の上司が私も透析技術認定士の有資格者でいるということを
バラしました。
その透析室のスタッフは
認定士の資格を持っていなかったために
せっかくだから、
病棟透析を臨床工学技士にやってもらおう、
みたいな話をその時の
透析室の看護師長に話したみたいです。
やってくれないか、みたいな話が
臨床工学技士のところへ来て
トカゲ顔の上司が
やってもいいよ、と安請け合いしました。
しかし、
トカゲ顔の上司は
透析室の作ったルールが守れず
何度も注意を受けてました。
そして、穿刺が上手くいかなかった日、
引き受けた仕事を「もう、やめた」といって放棄したのでした。
わずか、1ヶ月くらいの話でした。
トカゲ顔の上司は病棟透析をやる仕事を
私に振ってきました。
私は透析自体、全くやる気がなく
心臓カテーテルやらペースメーカチェックが
できればいいと思っていました。
私が病棟透析全般を
引き受けることになったのは
トカゲ顔の上司のせいです。
結局・・・私だけが臨床工学室で
透析業務を行うようになっています。
今では
透析業務は私が担当になり
病棟透析業務責任者みたいな
よくわからない名前の配置になって
透析室に手伝いに行くのも
私一人だけでやっています。
室長は
午前午後の患者の入れ替えを手伝いに行くのを
臨床工学室の業務にしようとしてたけども
室長自信が
手伝いに行くやる気がなくなったようです。
私以外の人には
手伝いに行かなくていい、と言ってるらしいです。
私が休みの日に
ほかの人を
透析室に送ると
業務が忙しくなるんだか
わかりませんが
なんだか
いい加減で
とても困ります・・・。
まあ、元はといえば
透析をやることがなかった
臨床工学室を
私という接点のみで結んだ人
それが
トカゲ顔の上司
とも言えるんですね。
透析がなかったら
私の居場所
なかったかもしれませんね。
それでも、
安請け合いして
全部
ほったらかして
ほかの人に被せるのは
人間としてどうなのさ。
最低で、重要で、無責任で、気まぐれな人、それがその人です。