ダブルライセンス ペースメーカも人工透析も医療は黒く輝

色々あったことを、書きまとめる・・・とりとめのないブログです。 医療従事者には役に立つ・・・ことはないかもしれません・・・。 立つかもしれません。 看護専門学校→看護師→透析病院→臨床工学技士専門学校→臨床工学技士→元の透析病院(看護師として)→今の病院(臨床工学技士 として。)

わたしは一生この病院で働こうと思っていましたが・・・やめようと思いました。

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私は、その当時・・・同期との派閥争いに負けました。
自分と一緒に働いていたスタッフは透析室勤務から病棟へ行き・・・、
そしてある人はやめ、そしてある人は透析室に残り、仲間たちとバラバラになりました。
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再編成されて、飛ばされた先は別棟と呼ばれる新しく建てられた透析棟でした。
1階は機械室、2階は男性透析室、3階は女性透析室
自分は女性透析室担当でした。
まあ、すぐにローテーションで変わるようになるんですけどね。
私は、コロコロ施設を変えるよりも、
ひとつの施設で働いていたほうがいい、とずっと思ってました。
地元にずっといたほうが楽だし、経済的だし、きっと良いことがある
・・・だから、どんなに居にくくなってもここに居よう、とか考えてました。

時間とともに
私は、この別棟での勤務にだんだんと慣れ、
人間関係も悪くなく築けてたと思います。
下の記事はこの頃に起こったことです
PTH(パラソルモン)が正常範囲の透析患者に医師が、間違えてレグパラ(シナカルセト)を処方した話。 - ダブルライセンス ペースメーカも人工透析も医療は黒く輝


Dr.に頼まれ、海外旅行に行く透析患者の透析条件を書いた話。 - ダブルライセンス ペースメーカも人工透析も医療は黒く輝




人間関係も落ち着いた・・・ある日のことでした。
技士長が、とあるスタッフの配属を本院へ戻すと言い始めました。
本院のどこかというと、私が派閥争いで負けた同期のスタッフが居るチームとのことでした。
派閥って言っても、いじめとか不平等な扱いとか、連絡事項を自分たちにだけ回さないとか、
そういうことは止めるべきだということを、上司ではラチがあかないので事務長に相談に行っただけですけど・・・。
それでも、自分たちはなんだかわからない感じで、負けました。

まあ・・・そんなこんながあったこともあって、
そのスタッフは嫌がっていましたが技士長は、本院へ勤務を変えてしまいました。
本院へそのスタッフの勤務が決まった辺から
そのスタッフは言動がだんだんとおかしくなっていきました・・・・。

本院での勤務が決まり、
初めのうちは
順調にこなしていたそうです。
しかし、職場にパッタリ顔を出さなくなりました。


・・・私にそのスタッフから連絡が来ました。
技士長に追いかけられているから、助けて欲しい。

なんだか、精神的におかしい・・・そんなのは、直ぐにわかりました。
精神疾患の症状である妄想・・・
技士長の気まぐれでおこなった人事が
彼女にとって、人生を壊すきっかけになったのだと思いました。
私は技士長のことが大嫌いですが、
それ以上に、彼女の力になりたいと思いました。

私はそのスタッフのところに行き、色々話を聞きました。
そして、何日も話を聞き続けました。
時間の概念があまりないため、
深夜だったり、
仕事中だったり
朝早くだったり
仕事終わりだったり
いろいろな時間に電話がかかってきました。
そして、
母親とも話をしました。

パワハラで訴えようと本人がしたみたいで、訴状も技士長の家に届いたらしいですが、
なんせ精神的におかしくなってしまっているので、取り下げられたみたいです。
それでも、よほど配置替えが負担で、そのチームとのやり取りが苦痛だったのか
・・・嫌がらせを受けたとか、いじめを受けたとか、そういったことを自分にたくさん話をしました。
妄想もあったかもしれませんが、
ただ話を聞きました。


私は彼女は職場に復帰できる、と思っていました。
時間がかかっても、戻れる・・・そう、思ってました。
病院に行って、コントロールつけて、だんだんと。

こんな時になって、技士長は下の配属に戻すとか言ってましたが・・・流石に焦ってました。
精神病院に看護部長が連れて行くとか言ってましたが
呼び出しても来なかったし、家に行ったけど、本人も出てきませんでした。

ことが始まって1か月くらいでした。
彼女はクビになりました。

事務長がいうには話をしようとしたが、
時間には来ないし、人間としてどうかと思うのでクビにしたそうです。
これは、仮にも病院の管理者が精神病と思われる人にすべき対応ではないなって思いました。
そもそも・・・病院に時間通りに来られない・・・そして、話にならない状態なんて
当たり前。
当然でしょ、精神疾患なんだから。
精神病院には母親が連れて行ったそうです。


休職やら、いろいろ手立てはあったろうに・・・
医療に全く関係ない企業でさえも、何かしらの対応はとる時代。
医療従事者のこれだけいる施設に、精神疾患が全く理解できていないような対応・・・
私にとって、意味がわかりませんでした。

そのスタッフの母親は、技士長のことがたいそう嫌いみたいで、
あんな曲者のいるようなところやめて正解だ、と言ってましたけど
・・・・まあ、間違いではない。
私も大嫌いですから。タバコ臭いし・・・・いい加減だし・・・・知識ないし・・・・。

 その精神病となったスタッフはクビとなったので、
給料の2ヶ月分でしたっけ・・・忘れたけど・・・もらったそうです。
そのお金で、高級な時計買ったそうですけど、
精神病が継続中の時に
東京に行ってどっかに置いてきたらしいです。
勿体ない。
あと、携帯もどっか捨ててきちゃうし。

病気の治療が進んで、
その後、少し落ち着いた感じになっていました。
だけど、
まるで・・・小学生に戻ったみたいな感じで、幼稚な性格になってました。

そのスタッフとはしばらく、連絡を取り合っていまして
母親から時々、どこに行ったか探して欲しいとか言われて探したこともありましたが、
普通に家に帰っている途中だったり・・・
母親は心配でしょうがないみたいです。

それでも、
だいぶ落ち着いてきてましたね。
 正看護師の資格を持っているので、そのあと、近くの医療施設で働き始めたそうです。

この病院の主任以上の役職者は、
技士長のことを責めることなく擁護する人までいました。
技士長のことを擁護する外来師長の言葉を聞いたとき・・・


私は
「・・・・こんな、こんな頭の悪い上司のいる病院。
そして精神的に病んでしまった人に対して、
精神的に病んでいることを考えずに対応する病院なんて
糞くらえだ・・・。」と心の中で叫びました。
近所迷惑なので・・・心の声です。
そして、こんな病院のために働いていくのは、
つまらないし、くだらない・・・・他の病院に行こう・・・
そんな風に、私の考えを変えたのでした。


私の考えを、そのスタッフは変えてくれた・・・本当に感謝してます。
そのスタッフだった彼女は、
感謝の印だと、
私がほかの病院に行く前にそばをつくってくれました・・・美味しかったです。



そして、就職活動をはじめました。

就職活動
yawatakomaginu.hatenablog.com


そのあとの技士長との面談
yawatakomaginu.hatenablog.com

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