リブレ(血糖測定器)使い方が浸透してないせいか、電気メスでも外される?
私の病院でも
リブレをつけている患者さんが増えてきました。
X線検査の時やCTの時に外すことになっています。
でも、
やっぱり、まだ、浸透していないんですかね。
なんでも、かんでも外そうとする風潮があるように感じます。
確かに
X線、MRI(核磁気共鳴画像法)またはCT(コンピュータ断層撮影法)スキャンなど、強度の磁気や電磁放射線を含む受診を予約している場合、装着したセンサーを取り外し、検査終了後に新しいセンサーを貼付する必要があります。このような手順がシステムの性能に及ぼす影響については評価されておりません。
FreeStyle リブレオフィシャルサイトより引用
こんなふうに、載っていますけど・・・
でも、なんとか外さなくていいような
そんな風に改良できないものですかね。
第一、これって
タダじゃありません。
2017.9月より
インシュリン患者に対して保険適応が認められました。
血糖自己測定器加算
- 1 月20回以上 350点
- 2 月30回以上 465点
- 3 月40回以上 580点
- 4 月60回以上 830点
- 5 月90回以上 1,170点
- 6 月120回以上 1,490点
留意事項)
フラッシュグルコース測定機能を持つ血糖自己測定器を使用する場合であっても、フラッシュグルコース測定以外の血糖自己測定をした回数を基準に算定する。
FreeStyle リブレオフィシャルサイトより引用
だから、
たとえば、装着したばかりで
外したら、もったいないじゃないですか。
1個で2週間持つのに・・・
つけたばっかりだったら
なおさらです。
1型糖尿病の人は
1か月あたり2個もらえますけど
2型糖尿病の人は
1か月あたり1個しかもらえないんですよ。
この前、オペ室からの問い合わせですが
電気メスを使いたいんだけど
外した方がいいんじゃないですか?
というものがありました。
メーカーに問い合わせたところ
100%とは
言い切れないけど
おおかた問題ないです、という返答でした。
電気メスは
問題ないです。
どう考えたって
対極板の方に流れますよ。
リブレの先端は、金属じゃありませんから。
ところで、
リブレがなにか?
知ってますか。
FreeStyleリブレの特徴は下記の通りです。
本製品は自己血糖値測定間の血糖値トレンドを推定し、自己血糖値測定による糖尿病の血糖値管理を補助することを目的とします。
FreeStyle リブレオフィシャルサイトより引用
簡単に言いますと
センサーを体の中に埋め込んで、
その情報を
測定器が8時間毎に吸い上げることによって、
24時間の血糖モニタをする機械です。
1回あてると(埋め込まれたものに)、
そのあと、8時間のデータが
センサーに記録されます。
FreeStyle リブレオフィシャルサイトより引用
引用してますが、図のようなものが
センサーと測定器です。
リブレとしてだけでなく
普通の血糖測定器と同様に
試験紙を用いて
血液からも測れます。
基本は
刺して血を出して
測らなくていいから
手軽です。
ただ、
センサーつけると
テープでついてる部分が
かゆいです。
入ってる部分は
痛くないです。
今は Proっていうバージョンがでてますよね。
やっぱり、X線とかの時は外してくださいって、
書いてありますけどね。
ソフトをパソコンでダウンロードして
パソコンの画面で
測定値を
データで見れますから、
普通に
血液で測るより
ずっと、
わかりやすいですよ。
誤差もあるという話ですけど、
それでも、
とても
便利で
コントロール付けやすいですよ。
ご飯食べた後は
自動で
波形から
値を読み取ってくれるので
ピーク値も
把握しやすいです。
何故だか、
処方がなくても
ネットで購入することもできます。
フリースタイルリブレリーダー(読取装置)FreeStyleLibre
読み取り装置とセンサー両方揃って
始めて、使用できます。
センサーだけでは、使用できません。
普通のパンに比べて90%の糖質をカットしています。
宅配サービスサイトです。
糖尿病や腎臓病、高血圧などで食事制限が必要な方のための気配り宅配食!
ウェルネスダイニング