再生腎臓ができて、困る人と喜ぶ人。病院が困っても、再生腎臓ができて人工透析がなくなったらいいな、と思うことは悪いことですか。
透析を行うためには
医師の指示が必須です。
医師がいなければ
透析はできません。
薬の処方もできません。
だけど、
人工透析が
再生腎臓が広まって減少してきたら
透析室で働いている
医師は
どうなるのかなって
最近思います。
再生腎臓は
製薬会社と協力して
海外で
やってみよう、みたいな話になってから
特に、どうなったかわからないですけど。
うまくいけば
海外に渡れば再生腎臓で腎不全が治療できる、みたいな話でした。
まあ・・・参考までにリンクしておきます。
慈恵医大では問い合わせで
業務に支障が出たんでしたよね。
なんか、リンクで幅とってますが、
貼り付けてしまいます。
特に知らなくても
別に、飛ばなくてもいいです。
業務に支障が出たんだな、くらいに思っておいてください。
昨日の記事は
人工透析に対して
経営が先行しているために
透析時間は伸びないし、
腎臓移植も増えないし
都合の悪い情報は、知らせないようにしている
みたいな内容でした。
内容的には私の人工透析への不満について・・・ですね。
金儲け主義も大概にせえよ、みたいなことですよね。
世の中で
医師不足だと言われていますけど
人工透析が
再生腎臓によって、とって代わったら
人工透析に関わる手間がなくなった分は
要らなくなるのではないかと思います。
要らなくなりませんかね・・・。
腎炎だろうが、腎症だろうが
再生腎臓で対応できちゃうのだから
腎臓外科の方が増えて
腎臓内科が減るのかもしれません。
腎臓専門医の方は
日本で
2018/4/17で5030人いるらしいです。
多いのか少ないのか、わかりませんが
腎臓専門医名簿:日本腎臓学会について|一般社団法人 日本腎臓学会|Japanese Society of Nephrology
ここのページに載っています。
人工透析がなくなったら
腎臓が専門の先生も
他の分野に
専門を変えるのですかね。
未だに、他の科の先生に話をしても
本当に実現できるのか
信用できない、ということを言う先生もいらっしゃいます。
夢のような話なのはわかっていますけど
実現して欲しいと思います。
世の中には
実現して欲しくない、という人が
たくさんいて、
日本でのシステムが完成したら困る人は
透析施設で働いている人
経営している人
透析の機械をつくっている工場、企業、
医療機器を卸している人・・・
挙げたらキリがないくらいです。
透析患者さんと
再生腎臓が出来たら困る人
どっちが多いのでしょうか。
それでも、腎不全になる人、
透析が必要になる人の数を
透析が無くなって困る人の数を超えることはないと
思います。
どんな病院だって、
患者さんより職員の方が多いなんて
ことはないですよね。
しかも、透析患者さんは毎年40000人増えています。
30000人は亡くなっていますけど、
その人たちでさえ救えてしまうと考えたら
人数だけで言うのもどうかと思いますが
再生腎臓のシステムが出来たら困る人以上に
救われる人のほうが
多いのではないかと思います。
もし、再生腎臓が日本でできるようになったら
私も人工透析をおこなっている病院に勤務しているので
影響は少なくないと思います。
それでも
・・・私は腹黒なんでしょうね。
病院が困っても、
人工透析で苦しんでいる人が減って
人工透析で儲けている人がいなくなれば、いいなって
自分勝手に思ってしまいます。
それで生活している人もいるのに、
ほんとに私は嫌な奴です。
人工透析と再生腎臓・・・
どちらが成り立っても、苦しむ人がいるんですね。
でも、日本でできるようになって欲しい・・・。
・・・そんな、気持ちの今日このごろです。