ダブルライセンス ペースメーカも人工透析も医療は黒く輝

色々あったことを、書きまとめる・・・とりとめのないブログです。 医療従事者には役に立つ・・・ことはないかもしれません・・・。 立つかもしれません。 看護専門学校→看護師→透析病院→臨床工学技士専門学校→臨床工学技士→元の透析病院(看護師として)→今の病院(臨床工学技士 として。)

ペースメーカ患者はペースメーカの設定に何かあっても、ミスだとわからない。電磁波防止製品の存在も知りません。

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ペースメーカチェックが

ようやく分かり始めた頃。

 

よくわかっていないのに

ペースメーカチェックを

一人で任されてました。

 

室長があまり出勤しなかったので

わかる人がいなかったのです。

 

業者さんと

しばらくは一緒に行っていましたが、

いつでも来られるわけではないし

次第に1人でやるようになっていきました。

 

だけども、

チェックができるのと

ペースメーカの設定がわかるのは

別問題です。

 

パラメータが理解できるようになってきた頃、

ペースメーカを植え込んだ時の

設定の粗(あら)といいますか、

患者さんに良くない設定になっているのに

気づきました。

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ここに循環器の医長が入職した当時の話です。

医長が指定するメーカーのペースメーカ

を入れていました。

まだ、私はペースメーカチェックができなかったので

埋め込んだ後の何回かのチェックも

そこのメーカの業者さんがやってくれていました。

 

チェックするための機械(プログラマー)も

まだ、入ったばかりだったので、

半年ごとに来てもらう感じです。

 

パラメータの意味が少しわかってから

その業者さんがチェックしてくれていた

患者さんの設定を見てみたら、

必要以上の電圧が

設定されていました。

 

普通は植え込んだばかりの時は

電圧を高めに設定します。

そのメーカーは

初期設定が

心房側も

心室側も初期設定は2.5Vになっています。

(0.35msや0.4msとも書いてありますが、

 理解しにくいので、今は考えなくていいです)

 

閾値電圧というのがありまして、

この値は心臓の筋肉が

この値で反応します、という値です。

0.75Vが閾値だとしたら、

0.75Vだったら心臓は反応するけど

0.5Vだと反応しないということです。

 

安全を考慮して、この値の2倍の電圧にしておきましょう。

というのが、教科書的な知識です。

閾値が0.75Vだったら、1.5Vで十分なので、

さらに余分に見て2.0Vでもいいわけです。

 

埋め込んだばかりの時は、

数値が変わる可能性があります。

閾値が上がってしまったりすることもあるので、

3.5Vとか高い数値にして

何かあっても大丈夫な電圧にしておきます。

植え込んでから1週間後のチェックまでは

全部の波形をペースメーカが打つようにして

自分の心臓の心電図波形が出ないようにしておきます。

ペースメーカがきちんと動いているか

観察するためです。

1週間経ったら退院なので

その時には

全部ペースメーカの波形で打っている状態は

解除します。

だけど、電圧は半年後のチェックの時までは

3.5Vのままです。

 

半年後のチェックの時に

電圧を下げないと

1年以上バッテリーが減ります。

 

ペースメーカの動き次第では

2年以上バッテリーが縮むかもしれないです。

 

私がようやく、

いろいろ分かり始めたのが

入職後2年くらいで、

 

電圧が3.5Vのまま、

ほったらかしてあった人が

ちらほら発見されたのは、

その後のことでした。

 

2年ほったらかされた人もいれば

1年ほったらかされている人もいて、

色々でした。

 

その患者さんたちには、

特に説明できる訳もなく・・・

私は電圧を下げて医師に報告だけしておきました。

 

医師といっても、

医長なので、ペースメーカのことは

ほぼ分かっていないので、

聞き流されてました。

 

驚きかもしれませんが、

医長はペースメーカのことがよくわかっていません。

 

医長は

植え込むのは儲かるから、大好きですが

植え込んだあとは関心がありません。

DDDやVVIの意味さえわかっていなかったのだから

病棟で、話が通じない時・・・

私は驚きすぎて、呆れてしまいました。

 

初めてこの病院で

植え込んだペースメーカ患者さんが

退院後の生活への説明を

何もされずに退院させられて

不安だらけで半年間過ごしたのは

本当に気の毒でした。

 

何に気をつければいいのか

わからなかったでしょうし、

半年ごとのチェックも

自分で病院に聞いて

自分で予約してました。

 

日常生活が不安だらけだったでしょうね。

この方はキッチンをIHに変えていたのに

ガスに戻してしまいました。

電子レンジも怖くて使えなかったそうです。

 

まあ、いろいろありましたけど

私が思うのは

ペースメーカ植え込み患者さんは

ペースメーカのことを

少しでも知っていただいて

身を守ってほしいです。

 

インターネットだと

一般の人には

情報が行かないように

いろいろ工夫がしてあって

ちょっとした、設定に関しても

たどり着けないようになっているようです。

 

気をつけることは、いろいろ教えてくれますが

ペースメーカ手帳の見方は

教えてくれないのです。

 

あと、電磁波防止製品があることを

病院では教えません。

メーカーも教えてくれません。

 

ただ、どうしても仕事上

電磁波を浴びなくてはいけないような人にだけ

電磁波防止製品を紹介しました。

 

電磁波を完全カットできないまでも

減らすことが出来れば

生活上の不安も減るだろうし

IH炊飯器も使えるんじゃないかと

思うこともあります。

 

ふとしたことで、

危険なものがあった時も

命を救ってくれるかもしれません。

 

けれども、病院では紹介しません。

普通に知らない医療従事者も当たり前です。

 

まあ、医療品じゃないとダメなのが病院です。

 

 

電磁波対策専門店 CHARM BABY

 生地に特殊電磁波防止金属を組み込んでいるので

360°の電磁波に対応できます。

財団法人 日本紡績検査協会にて電磁波遮断率の測定を実施
(測定結果当方支給サンプルの電磁波カット率が99.9%以上であることを証明)

電磁波対策専門店 CHARM BABY ホームページより引用

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