ペースメーカ植え込みの業務を引き受けたのに後悔した。
昨日は仕事が終わるのが遅くて
ほんとに眠かった。
心臓血管外科の手術後の透析が
今週はなかったから
ペースメーカ植え込みの業務を
引き受けたのだけど
その前の
心臓カテーテル治療が長引いて
13時半から始まったのに
終わったのが
18時頃。
それまでは
ペースメーカチェックしたり
日常業務を片付けてたりしてたのだけど
あまりに
時間がかかっていたので
ペースメーカチェック植え込みに入ることを
だいぶ後悔し始めてた。
さあ、始まるよって時には
やっぱ引き受けるんじゃなかった・・・とか、
そういう気持ちが
普通に、ごく当たり前のように
自分の中にあった。
まあ、業者さんが入るから
やることなんてあんまりないんだけどね。
きちんとした技術と
知識があって
何があっても対応できるような
臨床工学技士なら
一人で入ってもいいのだろうけれど
あいにく、ペースメーカ植え込みに関して
ほぼ、細かいことはわからない。
後輩の方がはるかに
詳しいよ。
EPS検査っていうのを
やるのだけれど、
それも結構、慣れが必要で
業者さんに見てもらいながら
心電図波形を処理した。
わからないで聞くもんだから
業者さんに、
「根拠はなんですか?」って何度も聞かれた。
そうね、きっと
スムーズではない対応に
イライラしていたかもしれない。
やってみないと
学びにはならないのだけど
しばらく、入ることはなかったし
やっぱ1年くらいは
入ってないかな。
その間にも
いろいろドクターや
他のスタッフは勉強しているわけだし
医療自体も少しずつ進んできて変わってくる。
人工透析ばっかりやってた・・・というのは
言い訳なんだけど
後輩の方が
ペースメーカやICD、CRTDに詳しいんだよね。
ICDやCRTDの植え込みは
自分の時は
やってなかったし
自分は取り残されてしまっている所があるのも事実。
ペースメーカも
ほんとに深いところに行くと
ワケわからないのが本当のところ。
マニアックな世界は
踏み入れる勇気がなければ
相容れない世界。
ペースメーカの植え込みは
結構、順調だったのだと思う。
なんせ、メインでやっている先生は
あまり経験がない先生だったし
緊張している面持ちだったから
心臓カテーテル室の鍵を閉めたのが
21時を過ぎていたとしても
当然だったのだと思う。
看護師さんは
残業する人がいないみたいで
元同じ高校の同級生の看護師が
休みなのに
出勤してきて入ってた。
「へえ・・・残業できる人いないのか」
「ちがうよ。やりたくねえ、って言うんだもの。
誰かやらないとしょうがないがね」
「カテ室の看護師さんは
あんまりそういうのないと思ってたんだけど
色々あるんだね。」
というようなやりとりを
帰り際に交わした。
なんだか、全部の業務が終わった頃には
気持ちが緩んで
一気に眠気がおそってきた。
眠いのに胸がどきどきする。
結構疲れてるんだな・・・
次の日も仕事なので
5時台に起きて~
というのが
今日の朝の話。
今日も眠い・・・
今日も色々あったけれど、
もう、寝てやる。
」