ダブルライセンス ペースメーカも人工透析も医療は黒く輝

色々あったことを、書きまとめる・・・とりとめのないブログです。 医療従事者には役に立つ・・・ことはないかもしれません・・・。 立つかもしれません。 看護専門学校→看護師→透析病院→臨床工学技士専門学校→臨床工学技士→元の透析病院(看護師として)→今の病院(臨床工学技士 として。)

腎不全の患者さんが透析導入を選ばなかったとしても、間違いだとは言い切れないですよね。透析患者さんは、透析やめれば直ちに終末期ではないですか?ガイドラインに該当してると思います。

クリックお願いします にほんブログ村 病気ブログ 人工透析へ
にほんブログ村

 

f:id:yawatakomaginu:20190309235502p:plain

今、ニュースで結構話題になってますよね。

headlines.yahoo.co.jp

この記事。

 

職場でも、医師と話をするときに

話題になってます。

 

透析を患者さんが拒否した時の対応は

難しいですよね。

透析をやるくらいなら、死んだほうがマシだ、とか

透析は死んでもやらない、とか

もう、生きたくないから、透析はしない・・・とか

 

色々、皆さん言います。

無理やり透析ってできますか?

無理やり透析やらせたら、

人権侵害なんでしょ?

人権蹂躙なんでしょ?

 

透析を選択しなければ

ほぼ、命を捨てるのを選択したようなものです。

けれど・・・

透析しないことを、

そのまま、医療従事者が受け入れた場合

透析をしないことは選択した尊厳を

守っていることになってますか?

 ・ 維持血液透析開始あるいは継続によって生命が維持できると推定できる患者が自らの強い意思で維持血液透析を拒否する場合には,医療チームは家族とともに対応し,治療の有益性と危険性を理解でき
るように説明し,治療の必要性について納得してもらうように努力する.これらの努力を行っても患者の意思決定が変わらなければ,患者の意思決定過程を理解し,その意思を尊重する.

 日本透析医学会 ガイドライン・提言

維持透析の開始と継続に関する意思決定プロセスに関する提言 p.278より引用

日本透析医学会 - ガイドライン

確かに、

ニュースで言うように終末期の患者に対して

このガイドライン

使うのかもしれませんけど、

透析患者さんは

透析をしなければ、命の危険があるんです。

言わば、ずっと、終末期と隣り合わせでもあります。

透析をしなければ、死んでしまう状態なのです。

透析しなければ

終末期ですよね。

 

透析をしなければ死んでしまうのですけど

透析をしないことは

選んではいけないのですか?

 

確かに、私も生きることを勧めますけど・・・

どうしても、やらない人だっています。

透析をやらないで亡くなっていくことを

推奨する医療従事者なんていませんが、

患者さんが自分の意思で選択したものを

間違ってます、とは言えないわけで・・・。

 

どうしても・・・透析をしない人は

透析離脱同意書だったり、

何かしらの書類を書いて諦めますよね。

 

私は、こういった透析を拒否してなくなっていく人は

結構、ありふれた事例なのではないかな、と思います。

今まで、出てこなかっただけで・・・。

 

確かに

シャントが詰まったから

透析をやめましょうとは、間違っても言いませんし、

一旦透析を始めた人に、透析を中断することを

提示するのはどうかと思いますけど、

選択の権利は患者さんにある・・・

ということは否定できません。

 

患者さんが拒否したら、それ以上は

できないですよね。

正しい知識を提示しているつもりでも

見方によれば

それが全部マイナスに働くことだって

もちろんありますし、

聞いてもらえていないこともあります。

 

対応に疑問が残ると言いますけど、

私には

患者さんが透析を拒否して

やらないことを選択したら

世の中的には

全部、疑問が残る対応になってしまうと思います。

1週間透析やらなかったら

命に関わりますから

ほぼ自殺ですよね。

 

自殺を認めるのか、という話です。

 

ただ、言いたいのは・・・

患者さんが

透析をやらないことを選んだからといっても

間違いかどうかなんて、わからないです。

医療従事者が

患者さんが透析をやる意志があるのに

透析の中断を提示するのは

間違っていると思いますけど、

患者さんから、辞めたいといって

医療従事者が辞めるのを止めることが

できなくても

それは、疑問が残る対応なのかは

言えないんじゃないかと思います。

ブロトピ:はてなブログの更新報告♪ ブロトピ:今日のブログ更新 ブロトピ:アクセスアップのお手伝い!ブロサーあんてなにあなたも入会してみないか!