大腸内視鏡検査前後ペースメーカチェックに行って、カルテに結果を書いていたら、「透析をやってまで、生きたくはない」 という内容の記載があった。

今日

大腸内視鏡検査前後のペースメーカチェックが入っていた。

朝の内に

エンドトキシンの測定と生菌培養のための透析液採取をおこなって・・・

ペースメーカ挿入されている患者さんが放射線治療を受けるので

その治療のためのペースメーカ治療をおこなって・・・

いろいろな仕事を終えて

お昼ご飯を食べてから

午後に

チェックしに行く事になっていた。

大腸内視鏡検査なんて

ペースメーカに影響があることは

まず、ありえないのだけれど

昔から

やっている仕事。

ほかの病院でも

同じだと思うのだけれど

念の為に

ペースメーカチェックを

行う。

患者さんも

なんでやるんだろ、って

きっと思うんでしょうけれど

なんでやるのか

私も

念の為にやってるんだよな～、としか

思っていない。

影響がないという割には

きちんと

検査前後で

ペースメーカをみる、というのがきまり。

やめるべきなのか

続けるべきなのか

ちょっと、わからないのだけれど

なんだか

やり続けてる。

ペースメーカ手帳にも

大腸内視鏡検査前、ペースメーカチェックと書いて。

それで、

私が休みの日に

Sさんが連絡をとったみたいなのだけれど

予約内容は

ペースメーカの機種、メーカ不明。

わかんないと

最悪、全てのメーカを

胸に当てればいいのだけれど

それはさすがに

めんどくさい。

でも

カルテを読んでたら

埋め込んだクリニックが書いてあった。

そこのクリニックは

メドトロニックのペースメーカと独占契約を結んでいて

メドトロニック以外のペースメーカは埋め込まない

そんな施設だったので

明確には書いてなかったけれど

ほぼメドトロニックに決まりでしょ、と思っておいた。

予約内容は14時近くなので

先に透析室の入れ替えを手伝っていたのだけれど

13時15分頃連絡が来た。

早すぎる・・・と思ったら

入院してるのか

入院してるなら、話は別。

途中で透析室を抜けて病棟へ行った。

ペースメーカ手帳はメドトロニック。

OK。

早速チェック。

まあ、普通のチェックなので

特記事項はない。

ペースメーカチェックの内容を

入力し終わって

カルテの内容を確認していたら

「透析をやってまで、生きたくはない」

という内容の記載があった。

腎機能悪いのか・・・。

人工透析やるくらいなら生きたくないのか～

周りのどんな

医療情報よりも

その一言の言葉が

重たい雰囲気を

かもし出していた

透析＝生きたくない

そういった

考えも、否定はできないんだなと思った

人工透析は

強制ではないものね

強制ではないけど

やらないと生きられない

透析をやらないという選択も

アリなのだということを

文字だけだけど

目の当たりにした

大腸内視鏡検査後

ペースメーカチェックに

行ってみると

身の回りを

本人が片付けていた

なんか、そういえば

退院って書いてあったな。

ペスメーカ植え込み+人工透析なら

生きたくない、

という選択肢をより一層選びたくなるのかな

まあ、その状況は

自分でも

想像に難くない。

人生に疲れちゃうよね。