逃げる・・・・お昼御飯が・・・・・

午前中の高周波治療、はじめてME（臨床工学技士）として１人で入りました。
なぜか、高周波治療器の業者さんも、たまたま一緒に入りました。
高周波治療器の業者さんが言うには、高周波治療器中の手術（静脈瘤焼灼術）に使用するエコーの設定があっていないのだそうです・・・・。
そのせいで、エコーの性能が安物のエコーと同程度の性能しか発揮できていないのだそう・・・・。
学徒兵がガ○ダムに乗っているような・・・・そんな印象・・・・ちがうか。
要は使い方が悪いらしい。

私はよくわからなかったのだけれでも・・・もっとよく見えるはずで・・・、
設定がきちんとすれば手術時間が20分も短くなるのだって・・・業者さんは言う。
エコーが見えなくてなのか、はわからないですけど・・・・・、針が入らなくて・・・・切開して血管を取り出して針で刺す（通称：カットダウン）・・・ということをしました。
考えるだけで、なんか大変そうですよね。
　次の手術は、そのエコーの業者さんを呼んで、対応してもらおうって話になりました・・・・。まだ、来れるか未定ですけど。
まあ、そんなわけで・・・10時から始まったのに、なぜか、終わって片付けが済んで戻ったら、12時過ぎてた。
透析室に手伝いに行かないと・・・・・。まあ・・・そこそこの人数でしたね・・・入院透析だから、規模小さいです。
手伝いが終わって、13時半・・・・

PHSが鳴りました。
病棟の呼吸器専門といわれるお医者様が、NPPVのモードと数値の変更方法がわからないのだそうで・・・、病室に来てほしいと。
　まあ・・・大したことでもないので、ささっと・・・終わらせましたとも・・・。
　さて・・・お昼かな・・・・と思いきや、NPPVの交換と指示書を業者さんが取りにいってもいいですかって電話がありまして・・・・。
（NPPVは在宅用のマスク型人工呼吸器です）NPPVの使用が終わった人と、
今日から使用することになった人が午前中にいらっしゃったと、伝言されてましたね。そういえば・・・・聞き流してました。
それで、そのNPPVの業者を、今日中に来るように他のスタッフが呼んでたみたいです。
　
　他のスタッフは、心臓カテーテル検査に行った模様なので・・・・お昼は後回しですね。
対応して、さて、食堂に行こうか。14時過ぎ・・・・食堂は14時半までだから、ぎりぎり。
　バイキングなので、食事を食べようとした・・・・その時。
PHSがピピピピピとポッケの中で、バイブレーションとともに泣きはじめたのでした。

「腎移植の患者さんが帰室したのでAラインの対応をお願いします」
逃げる・・・・お昼御飯が・・・・・
一体・・・どこまで、逃げてしまうんだい。君は・・・・。ああ、愛しのタンパク質染めの食事達・・・・カツに、から揚げ、焼き魚・・・・。
どうして・・・どうして・・・今日はこんなにタンパク質攻めなのか、謎だけど・・・・いとおしい。

・・・・というわけで、食堂のおばちゃんに「すみません、すぐ戻るんで、とっておいてください（間違って下げたら泣きます）」と言って、
対応に行きました。
慢性期病棟は、Aライン（動脈圧を測るための測定器、動脈に直接針が入っている）なんて使わないし、わからないことが多いそうなので、
MEを呼ぶことが必須になってました。
　まあ、普通に日頃から触れてる人は、別にむずかしいことは何もないです・・・。
まあ・・・ものの数分で対応して、ダッシュで戻りました（廊下は走らないでね）。
そして・・・・麗しの昼食にありつけましたとさ・・・・めでたしめでたし。