チャンバー異常から始まる透析装置の修理。きっかけは、膜交換。

明け方見た夢は

透析装置をひたすら修理する、という夢だった。

だけど、

その機械には

どこどこが壊れてるから

そこを治して～っていうメモ書きだったり

ドクターの指示や

要望がついていて

ものすごく

スムーズに治せる、

いい感じの夢だった。

夢の中でまで

透析の機械をいじくんなくてもいいのに。

そんな夢を見たあとの起床。

今朝

出勤すると

この前、治したはずの

透析装置に

エラーがたくさん出ていた。

なんでかな。

何回も

自己診断をかけて

無理やり自己診断を通してみた。

でも

それにしたって

こんなに時間がかかっては

明日以降めんどくさくて

面倒くさくて

メンドクサイ。

やってられない。

一日のうちで

医療ガスの設置状況を

病院中回って

どんな所にあるのか、調査して

図面に書き記したり

消毒液を透析装置に補充したり

色々なことを全部終わらせてから、

透析装置をちょっといじくってみようと思った。

いじくりはじめてから、聞いたのだけど

透析室のスタッフが

チャンバーの膜を交換したそうな。

交換してあるのだったら

ちょっと

減圧弁を調整したら

通るんじゃないかと思った。

だけど

実際には

どんなに頑張っても

陰圧開放弁がOKの状態で

チャンバーの診断が通ることはなかった。

減圧弁の調整だけでは

うまくいきそうになかった。

この機械の自己診断を通すようにするためには～

透析液流量を下げて

機械の中の

透析液流量の認識設定も

500ml/minから450ml/minに下げて・・・

膜が多少劣化していても

なんとか大丈夫に使えるようにしよう・・・

とか、思ったりした。

透析室のスタッフが膜を変えたのだから

ダメになってるって

考えにくいのだけど

チャンバー異常だから

膜が悪いとしか考えられない。

でも・・・

設定を下げても

ダメ。

何かやっても

何をやっても

ダメダメじゃん。

どうしたらいいんだろう。

う～～～～ん。

ふと見ると、水貯まりが・・・。

どっかから漏れてる?

じゃあ、膜でしょ。

うん、膜だ。

きっと膜だ。

チャンバーにも水滴が付いているのを発見。

もう一回、開けて締め直してみれば

治るかも。

やってみよう。

やってみて、もう一回つけたけど

水滴が出てくる。

この時点で

透析室のスタッフは

誰もいなくなってしまった。

臨床工学室に戻ったら

電気消えてるし・・・

独りか。

そして誰もいなくなった。

アガサクリスティ～なんちゃって。

今日、誕生日なのにな。

なんで、こんなのに手をつけちゃったんだろうな。

とりあえず・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

膜でも新しいのに交換してみるか。

結局、膜交換か。

その、とりあえずで

膜交換してつけてみた。

でも、やっぱり水が出てくる。

う～～ん。

水が出てくるところを

よーーく見てみる。

じーーーっと。

そして、気付いた。

これ、チャンバーの入れ物自体が割れてる。

膜じゃないや。

材質器で出来ているので

割れたら破棄するしかない。

替えがないと

治らない。

ん?替えならあるじゃないか。

交換する前のボロいチャンバーが。

データを見る限り

それは、割れてなかったし

膜も傷んでなかった。

もう、めんどくさくて

生きた心地がしないけれど

つなげてみた。

お、チャンバーの自己診断が通った。

陰圧開放弁との兼ね合いを見て

減圧弁を調整。

全項目の自己診断を

再実行。

・・・・・・・・・・・

よし、通った。

液漏れもない。

本当なら、

次は透析液を持ってきて

除水ポンプの試験や

吐出ポンプの検査をやるんだけど

これは、明日やろう。

だって、もう

気持ちが繋がらない。

検査をやったら

9時とか・・・。

うん、やめておこう。

また、明日。