ダブルライセンス ペースメーカも人工透析も医療は黒く輝

色々あったことを、書きまとめる・・・とりとめのないブログです。 医療従事者には役に立つ・・・ことはないかもしれません・・・。 立つかもしれません。 看護専門学校→看護師→透析病院→臨床工学技士専門学校→臨床工学技士→元の透析病院(看護師として)→今の病院(臨床工学技士 として。)

CHDFのプライミングを2台やっただけで、疲れてしまった。透析のオンコールは使いたくない、と言われて呆れてしまったという日記。

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今日も眠い感じです。
今日は朝から、

HCUでCHDFを回すことになっていました。

 

回すことになっていましたが、

手術室の術前点検と

カテーテル室の機器のチェックを済ませて

CHDFの準備を始めたら

なんだか、はじめるのが遅くなってしまいました。

 

1台だと、そんなに疲れないのですが

2台組むと

なんだか、疲れてしまいます。

1台で40分くらいなのですが、

2台を1時間半くらいで組むのには

集中力が持たないのか、

ライミングが終わったころには

疲労感があります。

もう、歳なんでしょうか。

 

10時30分頃には、一人目の方を始めることができ、

10時50分頃に、二人目の方を透析開始しました。

 

1人の方は、昨日と同様の方で

長時間で負担をかけずにCHDFを行ってほしいという

12時間透析の方です。

クレアチニンが上がってきたと言われ

本日は、透析効率を少し上げました。

昨日はサブラッド6袋で12リットル。

1時間当たり1リットルです。

わかりやすいように、その流量にしておきました。

今日は1時間当たり1160mlで12時間で

大体14リットル。

とりあえず、今日はそんなもんで許していただき、

それでも、クレアチニンが下がってこなかったら

もうちょっと、増やしてみましょう。

循環器内科の先生は

良くわからないとのことで、私に一任してくれました。

許可は、そのたびに取っています。

透析室に確認をとったところ

総量が18Lまでは、保険点数の範囲内とのことでした。

まあ、まだ増加量に余裕があるから

その都度、上げていこうかな。 

 

循環器の先生に報告しまして、

サブラッド18Lまでは効率を上げられるそうです、

と伝えておきました。

いつまで、続けるのか先が見えませんけど・・・。

 

1人の方は心臓血管手術後の方で

手術後CHDFという名目で、施行します。

これには、sepxirisというヘモダイアフィルタを使います。

はじめ、私が導入するための書類を作って

室長が上から許可を貰ってきたのですが

心臓血管外科の先生はこのsepxirisを使おうとはしませんでした。

しかし、どういう訳か

ある日、気分がコロって変わって

使い始めました。

使い始めてからは

ず~っと、浮気することなくsepxirisです。

 

このsepxiris。

敗血症という診断がつけば

腎不全でなくても使用することができるという

特殊なものです。

透析患者でなくても使えるのです。

インターロイキンなどの炎症物質を吸着できるそうです。

 

手術後で使う目的は、炎症を抑えつつ、

電解質も補正しつつ、毒素を除去できて

除水ができるからですかね。

透析患者さんの術後透析のメインは除水目的のウェイトが

大きいですけど。

 

あと、sepxirisはプライミングめんどくさいんです。

抗凝固剤を吸着してしまって、

返血側のチャンバーまで抗凝固剤が行かなくて

固まってしまうから、対策をする必要があるからです。

それは、返血側のチャンバーにシリンジポンプを使って

持続注入するラインをつけるのです。

 

この抗凝固剤はメシル酸ナファモスタッドですからね。

ヘパリンではないです。

パスロン、フサン、コアヒビター、オプサン、パスロン

色々な商品名がありますけど、半減期が10分ほどの

抗凝固剤です。

sepxirisとは、もう相性が悪くて有名です。吸着されやすいという意味で。

ヘパリンなら、こんなことはしなくても平気なんですけどね。

手術後と言ったら、メシル酸ナファモスタッドです。

 

そんなわけで

CHDFのところに一日ついてました。

 

二人共バスキュラーアクセスが左頸部から入っていたのですが

心臓手術後の人は

バスキュラーアクセスの

返す方が、上手く返りませんで

6時間を経過した時点で

返血圧が300mmHg以上・・・

6時間半で透析終了となりました。

 

返血前に

壁当たりを起こしているんじゃないかと思い、

心臓血管外科の先生に頼み

先生にカテーテルの深さを

調整してもらったのですが

6時間経過した時点だったので

効果があったのか、ちょっとわからないです。

明日の透析がどうなるかですね~、ちょっと心配。

 

もうひとりの方は

オンコールの人に任せまして

シャント手術後のペースメーカチェックを

やって、今日の業務は終わりでした。

 

でも、帰りに透析室の主任に話しかけられまして

「明日は早く始めてもらえない?」と言われました。

 

なんでも、オンコール透析の人を呼びたくないそうです。

他のグループのスタッフは

オンコールで呼ばれると

次の日に休んでしまうということがあって

他の施設に迷惑がかかるということで

使いたくないそうです。

私は、内心「何のための待機だよ・・・」

って思いましたけど、

まあ、なるべく早く始めることには賛成なので

了承しました。

 

でも、この透析部門の体制は

やっている人間に問題があって、

管理している人にも問題があって

本院の透析室も気を遣ってしまうという・・・

もう、意味が分かんないです。

 

透析の待機なんて、

やる気がない人はやらせないで欲しいです。

 

ちゃんとしている人はちゃんとしてるのに

ダメな人はダメすぎる。

オンコールの電話を無視する人なんてのもいたし・・・。

変なことしても

透析の統括本部長が

なかったことにしてくれるから

問題がないんでしょうけどね。

 

明日は明日で、やるしかないです。

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