ダブルライセンス ペースメーカも人工透析も医療は黒く輝

色々あったことを、書きまとめる・・・とりとめのないブログです。 医療従事者には役に立つ・・・ことはないかもしれません・・・。 立つかもしれません。 看護専門学校→看護師→透析病院→臨床工学技士専門学校→臨床工学技士→元の透析病院(看護師として)→今の病院(臨床工学技士 として。)

長年、頑張っていただいたAEDがついに、天に召された。ありがとうございました。除細動器の研修を急ピッチでやることに・・・。

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ジェイメディカル AEDサポートセンター | カルジオライフ AED-9231 [ AEDの販売・保守 ]より引用。

 

ありがとう、AED。君のことは忘れない。

今日出勤してみたら、

AEDのバッテリーが切れていた。

前から、いつ切れるのだろうかな・・・と思っていた。

思っていたけど、なかなか緑ランプが

赤ランプにならなかった。

 

もう、とうの昔に耐用年数が切れて、

日本光電から責任取れません、の紙が届いていた。

 

この子の名前は

AED-9231 

2007年7月が誕生日。

リチウム二酸化硫黄バッテリーを積んでいる。

 

このこは、特別に型が古い。

この病院で使っているAED

他は全て

AED-2100シリーズなのだけれど、

この子だけ浮いている。

もっとも、

来年にはこの病院の全ての耐用年数が切れてしまうのだけど

この子だけは群を抜いて

耐用年数を超えている。

 

AED-2100の保証期間は5年で

耐用期間が6年。

保証期間はもう、どれも切れてしまっていて、

耐用年数のリミットへの挑戦に入っている。

 

それでも、AED-9231は耐用年数どころではなく

打てるかどうかも、微妙なところ。

もう、この現世に12年近くもお住まいになってるのだ。

 

保証期間内なら故障しても修理は無料で

耐用期間を超えると

性能の保証がなくなる。

 

使っていいわけないんだろうけど。

私的には使っちゃいけないと思うのだけれど

室長は、特に使ってはいけないという法律はないのだから

使えばいいのでは、という。

確かに、法律はなさそう・・・。

あるのかな。

 

経営している方々には

話は上がっているハズ。

なのに、動きが全くない。

AED-2100はそろそろ買いかえないと

ダメっぽい。

今月で耐用年数が切れるものもある。

 

AED-9231に関しては

耐用年数が切れてると、ずっと話は上がっているはず。

どうするんだろうな、と思いながらも

放置されていた。

そうでなかったら、室長が嘘をついていることになる。

 

そもそも、このAED-9231は代替えなのだから、

この病院にあるだけでも、奇跡なのだと思う。

 

放置されっぱなしだったAED

もともとあった

はじめの子が壊れて、「修理の間だけ」という意味で

代替えできたのが

この子なのだけど

その子は治らなかったみたい。

治らなかったから、

日本光電の担当者さんは

下げることができなかったみたいで

そのまま、この病院におわすことになった。

 

でも、この代替えのこの子は、ほかの病院から下げてきたもので

ほかの病院の持ち物らしい。日本光電のものでもないのか。

 

一体どこから?

 

わかっちゃいるけど、解決できない。

私がAEDとDC(除細動器)の担当になったのは、

ここ最近(3年くらい?)なのだけど

室長に相談しても、解決しない。

真面目に取り合ってくれないのだ。

 

本当に上に話が言ってるのかな。

 

 

解決するまでもなく、使用不可だよ。

そんな心配も今日で終わり。

使用不可能だから。

問題解決をする必要もなかった。

もう、バッテリーも替えられない。

生産してないのだから。

 

そもそも、使っちゃいけない。

今日バッテリーが切れたということは

バッテリーが切れる前でも

もう、蓋を開けたら使えなかったってことでしょ。

(蓋をあけると、電源が入ってしまうから)

 

バッテリーは50%を下回ったら換えなさい

ってことになってたのだけど

AED-9231は25%でも換えられなかった。

換えのバッテリーがなかったから。

それで、ランプは緑だから、使用できるという判断になっていた。

 

ランプっていうのはステータスランプのこと。

緑か赤しかないけれど

緑でなければ、使えない。

そのランプをチェックするのが

日常点検だ。

 

今朝は赤ランプになって、

アラーム音がずっと鳴り続けていた。

看護師さんは

隔離べやの奥に入れて、音がもれないようにしていた。

うるさかったから。

 

私は話を聞いて

バッテリーを外して音を消して

臨床工学室に引きあげた。

 

AEDがなくなってしまったから、

かわりのものをどうするか。

でも、困ったぞ除細動装置がないのか。

もともと、使えなかったかもしれないけど・・・

 

そこで、搬送時に救急車に配備するAEDがあったのを思い出した。

それを一時的にそこの病棟に置いておくことにした。

 

救急車の搬送は滅多にないし、

重症な患者は救急車で搬送しないことになってるから

まあ、大丈夫でしょ。

一応、室長に連絡しておいた。

 

 

そうだ、閉鎖する病棟の除細動器を置こう。

それでも、永遠に置いておくことはできないから

他から除細動器を持ってくることにした。

 

5月から看護師不足で病棟が1つ閉鎖することになった。

閉鎖するから、その病棟の除細動器はもういらない。

 

その除細動器を

AEDの代わりに配置しよう。

 

けど、もともと除細動器が

そこの病棟になかったのだから

研修をやらなくてはいけないらしい。

配置する前にやらなくてはいけない。

すぐにやらなくてはいけない。

病棟の師長と話をしなければならない

 

その結果

5月1日に研修をやることになった。

なんだか、めちゃくちゃ急ピッチで準備しなくてはいけない。

除細動器の使い方と

日常点検の使い方の研修だ。

 

資料は昔、室長が作ったものがあるから

それをつ~かお。

 

私はなんだか、そういったのにあまり慣れていないので

室長が作ったものに頼ることに逃げた。

 

出力測定器があるので、

出力測定器に打ってもらって

やり方を覚えてもらおうと思う。

この、出力測定器。

不整脈の模擬波を除細動装置本体に出力することができるのだ。

しかも、心室細動(VF)波形にうつと

正常波形に戻るという機能まである。

 

心室頻脈(VT)は同期して打っても

治らない(惜しい)。

 

この件に関して

もう室長と話し合うことなんてないだろうけど。

こうします、というのだけ伝えよう。

 

 

 

 

 

 

 

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