2019年 保険点数改正解説 糖尿病透析予防指導管理料 時間外・休日加算 CHDFの保険点数について
↓引用↓ 平成30年度診療報酬改定の概要 医科Ⅱ
現行
【糖尿病透析予防指導管理料】
腎不全期患者指導加算 100点
[算定要件]
腎不全期(eGFRが 30mL/min/1.73㎡未満)の患者に対して医
師が必要な指導を行った場合
改定後
【糖尿病透析予防指導管理料】
(改)高度腎機能障害患者指導加算 100点
[算定要件]
eGFRが 45mL/min/1.73㎡未満の患者に対して医師が必要な指導
を行った場合
ここまで→平成30年度診療報酬改定の概要 医科Ⅱ
GFRの数値が30→45ml/min/1.73に上がってます。
eGFRは腎臓の機能を評価する検査値です。 eGFR=糸球体濾過量って言います。
腎臓の機能がそんなに悪くないうちから、指導をしても点数が取れるようになりました。
ま・・・早めに対処して、透析患者を増やすなってことですね。
↓引用↓ 平成30年度診療報酬改定の概要 医科Ⅱ
現行
【人工腎臓】
時間外・休日加算 300点
改定後
【人工腎臓】
(改)時間外・休日加算 380点
[算定できる場合]
入院中の患者以外の患者に対して、午後5時以降に開始した場合若しくは午後9時以降に終了した場合又は休日に行った場合
引用→平成30年度診療報酬改定の概要 医科Ⅱ ここまで
休みの日、それと日勤の時間外に透析すると点数が高くなるっていうのが、更に800円上がったということですね。
勤務時間じゃないときにもらえるお金が増えた、そういう意味です。
↓引用↓ 平成30年度診療報酬改定の概要 医科Ⅱ
著しく人工腎臓が困難な患者等に対して行った場合の評価を充実させる。
現行
【人工腎臓】
障害者等加算 120点
改定後
【人工腎臓】
(改)障害者等加算 140点
長時間の人工腎臓に対する評価を新設する。
(新) 長時間加算 150点 (1回につき)
[算定要件]
通常の人工腎臓では管理困難な兆候を有するものについて、6時間以上の人工腎臓を行った場合に算定する。
引用→平成30年度診療報酬改定の概要 医科Ⅱ ここまで
これは、透析をするのが難しい人に透析したらっていうのが、200円上がったってことで。
長時間っていうのは、前にやったCHDFのための項目だと思われます。
CHDFは6時間やらないと点数とれないんです。普通に24時間とか48時間とかやりますけど・・・
透析液の流量が毎分500mlとかじゃなくて、毎時間500mlとかになるっていう、ものすごくゆっくりやる透析です。
それに、1500円ついたっていうものですね。