同じく引用↓ 平成30年度診療報酬改定の概要 医科Ⅱ
透析液の水質確保に関する評価について、現行の透析液水質確保加算1の施設基準を人工腎
臓の算定要件とするとともに、評価の見直しを行う。
現行
【人工腎臓】
透析液水質確保加算1 8点
透析液水質確保加算2 20点
[施設基準]
① 月1回以上水質確保を実施し、関連学会から示されてい
る基準を満たした血液透析濾過用の置換液を作製し、使
用していること
② 透析機器安全管理委員会を設置し、その責任者として専
任の医師又は専任の臨床工学技士が1名以上配置され
ていること
改定後
【人工腎臓】
(削除) (人工腎臓の算定要件とする※ )
(改)透析液水質確保加算 10点
[施設基準]
① 関連学会から示されている基準に基づき、水質管理が適切に実
施されていること
② 透析機器安全管理委員会を設置し、その責任者として専任の医
師又は専任の臨床工学技士が1名以上配置されていること
(ただし、「場合3」においては、原則として、①及び②を満たすこと。)
引用ここまで→
関連学会から示されてる基準とは・・・
引用↓ 2016 年版 透析液水質基準 日本透析医学会
1‒1.生物学的汚染基準の到達点
・透析用水
生菌数 100 CFU/mL 未満
ET 0.050 EU/mL 未満
・標準透析液(standard dialysis fluid)
生菌数 100 CFU/mL 未満
ET 0.050 EU/mL 未満
・超純粋透析液(ultra‒pure dialysis fluid)
生菌数 0.1 CFU/mL 未満
ET 0.001 EU/mL 未満(測定感度未満)
ここまで→
これは・・・減額ですかね。
もともとの透析液水質確保加算1と2は、2の方が厳しくて、点数が高かったのが・・・
透析液水質加算2の条件は当たり前でしょって話になったっぽい。
透析液水質確保加算1は水質守れていないところ用の点数ってところなのかな。
当たり前すぎるのか・・・全然ほかにも載ってないの・・・。
エンドトキシン=ETは出ないのが当たり前でしょ、ってところですね。
生菌は培養で出すんですけど・・・とったのを、しばらく置いておくんです。
フィルターに透析液を流して・・・寒天を入れて、フタをして1週間置いておきます。なんか、菌が出なければO。
透析機器安全管理委員会を設置し、その責任者として専任の医
師又は専任の臨床工学技士が1名以上配置されていること・・・ってところが、今は私の名前になってます。